お客さんとの会話は他愛もないことでいいのですが、それがとっても難しいのですよね。
もともと人見知りでコミュニケーションが苦手な私は、とにかく周りの女の子の会話をマネ(参考に)しました。
基本的に私は水商売でなくても、人と話す時に誰かのリアクションをそのままマネして使ったりしています。スナックで働き始めてからもその方法で少しずつ慣れることにしました。
今日はスナック勤務で実際に使っていた会話のネタ、リアクションと気を付けるべきNGな会話について書きたいと思います。
目次:
会話のはじまり
「ご飯食べて来ました? 何食べて来たんですか?」
ご飯の話から食べ物の好き嫌い、近くのおすすめのお店のお話など話題が広がりやすいです。
「皆さん一緒にお仕事されているんですか?」
常連さんには言わない方が良いですが、初めてや久しぶりのお客さんには聞いてみてみると話が広がるかもしれません。どんな関係系性かとか仕事のこととか、話したいことを話したいようにしゃべってくれると思います。
「お祭り行きましたか?」
場末のスナックに限るかもしれませんが、近所のお祭りやちょっとしたイベントがあれば聞いてみると良いかなと思います。近所のお話をするのは話題としてほっこりします。
「普段お酒は何飲みますか?」
お酒が好きだといろいろ話し始めると思います。普段お酒をたしなまないという人には「今日はレアな日なんですね!」という感じで楽しそうにリアクションすると場が明るくなって無難です。
「明日はお休みですか?」
金曜日の夜によく聞いていました。明日お休みだと解放感あるからお酒がおいしいな、という話になります。あるいは週末にゴルフの予定を入れているお客さんがけっこう多いので「明日ゴルフなんだよ。」という返事からゴルフの武勇伝が始まるかもしれません。
困ったときのワンフレーズとリアクション☆
「ステキですね!センスいいですね!」
言われて嫌な気分になる人はいないんじゃないかと思います。
「ウケる! ツボに入りました!」
特に面白くないけれど「とりあえず笑っとけ!」精神でよく笑います。ときどき面倒なお客さんがいて「そんなに面白い?笑い過ぎじゃない?」みたいな卑屈さ発揮するお客さんがいます。そんなときは「ツボに入った」と笑うことが有効です。とりあえず笑ってとりあえずツボに入っとけ!
「〇〇さんみたいな上司がいてほしい!」
お店の女の子の多くはダブルワーク(実はトリプルでしたが)していることを大っぴらにしていました。お客さんの中には、会社での管理職としての働き方について愚痴と見せつつ自慢をする方が少なからずいます。部下のマネージメントの大変とかを語ったり。やさしいですね、理想の上司です!というリアクションはうけが良かったと思います。
「今日はなんか楽しい!」
あなたのおかげで楽しいお酒を飲んでます!という意味です。そしてとっても楽しそうにニコニコ笑っておきましょう。
要は楽しそうに笑っていることが大切です。
心を込めた顔芸を☆
スナックの客層のせいかもわかりませんが、男性は自分がしゃべりたいのです。下に見るつもりはなくても、無意識に対等ではなくなっているので女の子にコメントを求めたりはしませんし、話も聞きません。びっくりするくらい自分の話しかしません・・・。
ここで大切なことは1つ!
お客の話題に合わせて、ニコニコしたり、悲しそうにしたり、心をこめてリアクションして顔芸をしてください!
お話上手な人は絶妙な切り返しをしたりして話が広がるのでしょうけど、私はそれができなかったので自分にできること=心を込めた顔芸をしていました(^_^;)
言ってはいけない、やってはいけない!NG集!
「特定の何かの批判、批判への同調」
確かにそれはびっくりしますね~位に留めておくのが無難。批判を誰が聞いているかわからないので角が立ったり、気まずくなるのは避けたいです。
「政治、宗教、チームスポーツの好みの話」
これも角が立つ可能性大な話題。基本的にはお客さん側もお店の楽しみ方を心得ていますし、一緒に来ている人ととの関係性を考慮してこういう話はまずないです。話したい人には話させておくしかないのですが、ちょっと白熱しそうならカラオケをすすめてみる。
以上がスナック勤務の鉄板ネタとリアクションです。お話上手な人が本当にうらやましいです・・・!