aoko's blog

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囲碁は考える力を養うことに役立つ◎貧困家庭のために

 

貧困家庭の子どもは考える力が不足しがちだと感じます。考える力を養うための方法の1つとして囲碁について書きます。

なぜそうするか、この行動の結果に何があるのか等、一度立ち止まって考えてみる。そんな当たり前のことが、学力・収入が低い家庭においては困難になることがあります。全ての家庭とは思いませんが、私を含めて多くの場合はこういう傾向があると思うのです。

 

最近囲碁教室に通っています。よちよち歩きの子どもといったレベルで、まだまだ難しいことはできませんが、現段階でも「考える力」について思うところがあるので書いています。

 

目次:

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囲碁とはどんなゲームか

囲碁について簡単に紹介します。

 

囲碁は1対1で行うボードゲームです。

 

▼使う物は、

・ボード(碁盤)

・石(2色あります。黒と白です。) 

 

▼流れは、

・一方が黒石を、もう一方が白石を使い、

・ボードの上に交互に石を置いていきます。

 

▼勝敗は、自分の陣地を石で広く囲った方が勝ちます。

 

ボードの上は何も無い状態から始まり、1つずつ石を置いて行きます。 

石を置く場所には『なぜ、そこへ置くのか』1つ1つの石に理由があります。

『ただなんとなく、そこへ置く』ことはないのです。

 

囲碁ではこんなことをやっています。

・石を置く『優先順位』を考える。

・『相手の立場になって』相手が嫌がるところへ石を置く。

・石を置いた後の『展開』を考える。

・当然ですが、『どうしたら』勝てるのかを考える。

 

経験に基づく直感というのはあるでしょうけれど、それを身に着けるためにはたくさん勉強します。たくさん考えます。

ゲームの序盤だけは定番の打ち方があるので覚える必要がありますが、それも含めて最初から最後までどんな打ち方をするか、どこへ石を置くか、考えて決めるのは自分です。 

 

誰でもトライして良い!

囲碁というのは『頭のいい人が楽しむゲーム』という印象があるようですが、そんなことはないです。学ぶペースは教室によると思いますが、私の通うところでは生徒さんはマイペースに楽しくやっています。

 

私が囲碁を始めたきっかけは『ヒカルの碁が好きだから』という簡単で子供っぽい理由です。「考える力を養おう」なんて発想は1ミリもありませんでしたが、結果的に思っていた以上の魅力を知ることができています。

 

とある貧困家庭

考える力が不足する、とはどんな状況か事例を紹介します。

 

妻が妊娠していても働かない夫。1人目が誕生しても、2人目が誕生しても変わらない夫を見ながら、あくまで夫の改心に期待を寄せる妻。

働かない夫は妻の貯金を食いつぶし、自分の実家、妻の実家、友人、知人あらゆるところに借金をしていました。もちろんお金は返しません。

その夫婦には子供が3人誕生します。そのうちの1人が私です。

 

私自身は自分が貧困家庭に育っていることを社会人になって本を読む習慣をつけるまであまり理解していませんでした。

大学へ行くお金はないし、離婚して母子家庭だけれどそれが「貧困」という言葉と結びつきません。なんとなく、そこまで貧乏じゃないと捉えていたのです。

 

貧困家庭では自分の置かれた状況を理解しない、後先を考えない、衝動的な行動を取りがち、物事を一面からしか見ない 、こういった傾向があるように思います。 

前述の父親の行動を見ても自分たちの置かれた金欠の状況を理解せず、後先考えずに生きるというあまり物事を考えていない傾向がわかると思います。

 

貧困家庭に育っても、もしくは家庭がなかったとしても、しっかり育った方はいらっしゃいますが、たいていは連鎖していくものだと個人的には思っています。

 

私や家族に関しては先天的なものも多分にあると思われるのですが、だからこそ、自ら考える力を養うことが難しく、同じような貧困の人生が親から子へ受け継がれていってしまう可能性が高まります。

 

私と親の間に1つ違った点があるとするならば、それは[貧困の連鎖]という言葉を知り「連鎖を私のところで食い止めたい」と考えたという点かと思います。親は反面教師になっているのです。

現状は連鎖を食い止めたというより、単純に未婚で家族とぬくぬく暮らしているだけですが。

 

大切なこと

囲碁でなくても良いのですが、大切なのは「行動の動悸や結果を考えてみる、自分の立場だけでなく相手の立場からも考えてみる」とか、そういう考える訓練が必要なんだと感じています。

たまたま私が囲碁を習っているので事例に挙げました。

 

こういった考える力を身に着けた上で、それを社会生活に結びつけて考えられるようになってから社会に出て行けるといいなと思います。

・・・これまでの義務教育でも行われていたにも係らず、私が身に着けられなかっただけなのでしょうかね。

残念なことにどんなに良いカリキュラムがあったとしても全く響かない、届かない生徒が一定数いるのが現状ではないかと思います。そして、一定数いる子どもは把握されながらも救済されないのであれば、それは本当に悲しいことだと感じます。

当然、囲碁をすれば万事解決とはいきませんが、1つのきっかけかなと思いました。

 

これをご覧になっている方でご自身の家庭環境に心当たりのある方はいらっしゃいますか。

別に囲碁をやらなくても良いです。大切なことは自分の頭で考えて、自分の足で立って生きて行けるようになることで、私はそうなりたいと思って生きています。とても難しくて、つまずいてばかりですが。

・・・人それぞれですが私はこんな風に思っています。

 

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