aoko's blog

社会人の困りごとや解決方法をシェアするブログ

心痛なので書きます。虐待死の加害者であり、DVの被害者である女性について(目黒の件)

 

目黒で起きた虐待死事件の母親である女性が手記を出したというニュースを見ました。

亡くなった子どもへの思いは、きっと私ではなく彼女が持っているものだから、ここでは書きません。

記事を読んで彼女の悲しさとか、絶望が見えてくるような気がしてとても胸が痛みました。私は彼女のことを思いつつ、自分が生きていて感じることなどを書きます。

 

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ヤフコメなどを見ていると、最悪の事態を招く前に逃げ出さなかったことに疑問を持ち、非難する声をけっこう見かけます。

抗う道具(逃げ出す選択肢)を持たずに生まれたか、あるいは奪われていたか、そういう人が存在することを知らない方はけっこう多いのかもしれません。

 

流されるままに生きる女性が早いうちに結婚、出産し、働かない夫と離婚する・・・

よくある話です。

多くのこのような女性について、「流されるまま」に生きることを非難しても仕方ないと思っています。

流れに抗う道具を持っていない人は抗えないのです。

 

抗う道具とは、考える力とそれ補う知識です。

 

もともと、考える力が生まれつき弱い人はいます。

それから生育環境によって、考える力が育たないうえに知識も持たずに大人になっていく人もいます。

例えば、そういう人が貧困家庭に生まれていたらどうなるでしょうか。

その人も貧困に陥り、貧困の連鎖の中を生きていくケースが多いです。

本人が連鎖の中にいることに気づいていることもあれば、そうでないこともあります。

 

抗う道具を奪われる、というのは外部の攻撃者によって奪われてしまうことです。この事件では、夫も前夫も奪った犯人だと思います。

彼女の生きてきた人生の中で、他にも多くいるような気がします。

 

記事を読む限り、彼女は自分自身をとても卑下しています。

気の毒なほどに、自分はバカだとか、自分が悪いとか、自分を否定する気持ちばかり持っているようです。

 

自尊心が傷つくと自己肯定感は低くなります。

自尊心は、勝手に一人で傷つきません。

彼女が生きてきた道の中で、彼女の尊厳を踏みにじり自尊心をズタボロに傷つけた人たちがいるはずです。

 

彼女も私も、自尊心を傷つけられています。

では私は、他の誰かの心を傷つけたことが1つも無いかというと、そんなことはないです。おそらく彼女も、他の誰もがそうであるように。

それをわかった上で、今は今の彼女を思って書いています。

 

自尊心を傷つけられて、自己肯定感が低い状態だと、もう何にも逆らえなくなります。

 

すべて自分が悪い、自分が間違っている、そう思っていたら他人に何をされても何を言われても、黙って聞きます。

助けてほしいと言って良いことも、助けを求める場所があることも、知りません。

こうして彼女はセーフティネットからも漏れていったのかなと思います。

 

こういうのは、実際にそういう状況に立ってみないとあまり想像できないかもしれません。想像できないことは理解しにくいので、多くの人にとって彼女のような人は存在しないことになっていると思います。

 

 

人の尊厳を踏みにじってはならない、という言葉はありきたりで当たり前のようで、実は全く当たり前じゃなくて難しいことです。

子どものうちは「いじめ」と表現します。大人になれば「セクハラ」「パワハラ」というあらゆるハラスメントの表現が加わり、加害者たちをモンスターと呼んだりします。

踏みにじる人たちがたくさんいます。

 

彼女のようなケース以外にも、たとえば、学校生活に馴染めない子どもがいじめを受けて、やがて爆発したときに犯罪行為に及ぶ、というのはなんとなく想像できますね。

犯罪にならない数々の尊厳を踏みにじる行為が、後の犯罪を招くこともあるのです・・・。

 

尚、彼女の夫に対しては、特別ここに書きたいと思うことはありません。おそらくヤフコメなどの方々と同様の気持ちです。

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