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会社へ行けなくなった場合の手続き◎健康保険組合から給付される傷病手当について

 

高校を卒業して働く方など若い方に、健康保険組合から給付される傷病手当金のことを知ってほしくてこの記事を書いています。

病気やけがで会社へ行けない場合、給付金を受け取るための手続きをする必要があります。

目次:

 

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若い方が給付金のことを知らない

ショックなことに保険組合へ傷病手当金を請求できる制度について、中小企業で働く若い社会人の方が知らないために請求できていないケースがあるそうです。

 

知人の知人の話です。病気で会社を休んだので手取りが5千円を切ってしまった、保険にも入っていない、と困惑されていると聞きました。

 

どうやら、

・ご本人の理解としては民間の保険に入っていないために、受け取れる給付金は何もないと思っているようです。

・会社側はこの若い従業員へ申請を促すことはしないようです。

・現場の上司も傷病手当金を知らないのか、知ってて教えないのか、ご本人へ申請を促すことはしないそうです。

 

※知人へ傷病手当金の説明と関連webサイトのURLを送り、後日、ご本人へ伝えてもらうことにしたのですが無事に請求できたのかどうかまでは確認できていません・・・。 

 

傷病手当金とは

病気やけがで働けない場合、公的保障を受けられます。健康保険組合から給付される傷病手当金のことです。

まずはご自身が受けられる公的保障について確認しましょう。

▼健康保険証を見てください。あなたが加入している保険組合の名前が書かれています。

▼その組合のwebサイトには制度概要、給付金を受け取るための手続きの説明と申請書の書式が掲載されています。

 

おおままかな手続きはこうです。

▼組合のwebサイトで、申請書の書式を印刷します。

▼あなたと会社と病院、の三者が記入した申請書を組合へ提出します。

▼後日、指定口座へ給付金が振り込まれます。

 

金額的には1年以上勤務していれば給与の2/3程度もらえると思います。詳しくは、加入している組合のwebサイトでご確認ください。

注意が必要なのですが、仕事を休んでいる間も健康保険料を支払う必要はあります。通常は給料から天引きされていますよね。

会社によっては給付金を一旦会社が受け取り、保険料を差し引いて従業員へ支払うケースもあります。本当は直接組合から振り込んでもらう方がいいとは思うのですが、会社の都合もありますので要相談です。

 

自分が困らないために関心を持つ

日本は国民皆保険という仕組みになっています。

この制度があるから国民は健康保険料を支払い、自己負担3割の費用で治療を受けられるようになっています。

更に健康保険は働けない場合の公的保障の役割も担っています。

 

民間の保険会社が収入サポートのCMを流していますが、これは公的保障では不足する部分をカバーするものです。

例えば給与の2/3の傷病手当金と受け取った場合、残り1/3を民間の保険会社が支払うというような形です。

 

ケースバイケースではあるのですが、ここ日本の制度上においては民間の保険に加入しなければ何の保障も受けられない、生活に困窮するのは仕方ない、という事態は回避できるのではないかと思います。今のところそれが日本の健康保険制度です。

国民皆保険というのはニュースで聞くことがあるかと思います。こういった社会の制度について、関心を持ってみることはご自身や将来はご家族の方が困らないためにも必要ではないかと思います。わからないことは都度ネット検索してみましょう。

 

実際に申請したいとき 

もしご自身が会社を休むことになったとき、会社側から傷病手当金の話をされない場合はあなたの側から申請をお願いしてみてはいかがですか。

 

実は私も過去に病気療養したときに「そんなに休んで大丈夫?」というナゾの反応を受けたことがあります。信じられないことに、やはり担当者がこの制度を把握していなかったようです。

この時は私の方から保険組合の該当URLを送り、傷病手当金のことを伝えて手続きをお願いしました。

残念なことに中小企業では起こり得ることなので自分自身で調べたり動いたりする必要があります。 

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